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自律神経の仕組み

こんにちは!

いつも「Stretch Style」のブログをお読み頂き、ありがとうございます!

冬は空気が乾燥し、風邪をひきやすい時期ですので、体調管理はしっかりと!

温かくしてお過ごしください!

今回は、今までお伝えしてきた「自律神経」について、少し詳しく書いていきます。

◆自律神経とは◆

自律神経とは、人間が生きるために必要な循環器・消火器・呼吸器などの活動を調整するために、絶えず働き続けている神経です。

自律神経には大きく分けると2種類あり、日中の活動時に活発になる「交感神経」と夜間や安静時に活発になる「副交感神経」それぞれがバランスよく働いて、心身の調和を図っています。

何らかの理由でそれらのバランスが崩れると「自律神経の乱れ」が起こり、様々な身体の不調となって現れるのです。

<交感神経が優位な状態>

日中や活動時、興奮時やストレスを感じている時に活発になります。

交感神経線維は、胸髄・腰髄からはじまり、ニューロンをかえ各臓器へ分布して繋がっています。(Wikipediaより引用)

◆主な臓器の活動

気管→広げる

心臓→活発になり、血圧や心拍数を上げる

血管→収縮する

瞳孔→散大する(大きくなる)

胃腸→胃液の分泌量は減り、働きを抑える

<副交感神経が優位な状態>

夜間や安静時、リラックス状態の時に活発になります。

副交感神経は遠心性の自律神経であり、臓器近傍あるいは臓器内に存在する神経節を隔てて大きく節前線維と節後繊維に分けられます。(Wikipediaより引用)

◆主な臓器の活動

気管→狭くする

心臓→働きを抑え、血圧や心拍数を下げる

血管→拡張する(一過性)

瞳孔→収縮する(小さくなる)

胃腸→胃液の分泌量が増え、消化吸収が活発になる

◆自律神経が乱れる主な原因◆

・過度なストレス

人間関係などの精神的ストレス・過労や事故、怪我などの身体的ストレス・騒音や光、温度などの環境的ストレスが過剰にかかると、自律神経のバランスの乱れにつながります。

・不規則な生活

昼夜の逆転の生活や、夜勤のある勤務体制など。不規則な生活リズムや食生活も自律神経を乱す原因となります。

・疾患によるもの

自律神経失調症や更年期障害は、自律神経の乱れを引き起こす代表的な疾患です。

◆自律神経を整える方法◆

・意識的にストレスの緩和をする

好きなことする時間をつくったり、誰かに悩みを相談するなどをして発散しましょう。リラックスする音楽や、良い香りのアロマなどもおすすめです。

リラックス効果の高いアロマ:ラベンダー、イランイラン、フランキンセンス、ネロリなど

・生活習慣の見直し

規則正しい生活を送りましょう。夜勤など勤務環境が変えるのが難しい場合は、ゆっくりと入浴をしたり、適度な運動を生活に取り入れてみてください。

・深呼吸をする(腹式呼吸)

呼吸は、唯一自身でコントロール可能な自律神経の活動です。

交感神経が優位な場合は呼吸が速く、そして浅くなっています。なかなかリラックスができない場合は、副交感神経が優位に働くように、意識的に深く、ゆっくりとした深呼吸を行いましょう。腹式呼吸を行うようにすると、更にリラックス効果が高まります。

・緊張した筋肉を緩める

ストレスを多く感じると、交感神経が優位な状態に偏りがちになります。筋肉を緩めるストレッチやマッサージを行うことで、身体を休める副交感神経が活発に働くようになります。自律神経を整えることは、身体のホルモン系や免疫系にも良い影響を与えます。

自律神経の乱れは、肩こりや腰痛だけではなく便秘や生理不順、憂鬱な気分など様々な不調を引き起こす原因のひとつとなります。

日々忙しい生活を送っていると、なかなか自分自身の身体の声に気づきにくいかもしれませんが、たまにはリラックスをしてご自身の身体の声を聞いてみてくださいね!

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